ryu’sへようこそ…オーナーのryuです。
先日、家で気軽においしい紅茶を飲むための記事を書きました。
ティーストレーナーと聞いてピンと来ないあなた、今すぐ上のリンクの記事を読みましょう。今までの紅茶の飲み方の概念がひっくり返ります。
と言いながらも、実は紅茶だけでなくコーヒーも好きなryuです。
#今日のコーヒー
— ryu (@ryu_jam) 2019年5月12日
「COFFEE BOYブレンド・リッチ&スイート」
by COFFEE BOY
滑らかな口当たり、バランスの良い風味は起き抜けにぴったりです。
山口県周南市のコーヒー豆専門店「COFFEE BOY」は県内に数店舗カフェを構えています。 pic.twitter.com/0Mdig6YmtZ
#今日のコーヒー なんて気取って毎朝コーヒーを飲んでいるのですが、家でコーヒーを豆から挽くのって結構ハードルが高いと思っていませんか?家でコーヒーを飲むにはインスタントしかないと思っていませんか?
実は、家で美味しいコーヒーを飲むために必要な物って、たったの5つなんです。
家でコーヒーを飲む場合、今まではこうだった
家でコーヒーを飲む場合、多くの人はインスタントだったのではないでしょうか。
- マグカップに入れてお湯を注げば飲めるインスタント・コーヒー
- マグカップに取り付けてお湯を注げば飲めるドリップコーヒー
こんな所じゃないでしょうか。
勿論、王道の「ネスカフェ ゴールドブレンド」は美味しい。ドリップコーヒーが気軽に飲めるパックの発明も天才的だ。
けれど、何か物足りない…。そんな気持ちを抱えながらも、中々現状から抜け出せずにいたのではないでしょうか。
コーヒーを飲みたい時ってどんな時だろう
そもそもコーヒーを飲みたい時ってどんな時でしょうか。
- 読書・映画鑑賞のお供にのんびり
- タバコのお供に
- 食後の口直しに
- 来客時に
そう、コーヒーを飲みたい時=時間がある時なのです。「時間があるからコーヒーでも飲んでリラックスしようかな」となるわけですね。
例えばこれが、
- 忙しい朝の眠気覚ましに
- 疲れ切った状態でのどを潤すために
という場合は、上記で紹介したようなインスタント・コーヒーがぴったりです。もしくはボタン1つでそこそこ美味しいコーヒーが飲めるコーヒーメーカー。
コーヒーを手軽においしく飲みたい、お湯も沸かしたくない!という人には「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ シンプル」がおすすめ。
ホットコーヒーだけじゃなく、カフェオレやアイスコーヒー、エスプレッソも簡単に飲みたい!という欲張りな人には「ネスカフェ ドルチェグスト」がおすすめ。
「ネスカフェ ドルチェグスト」は中々凄いですよ。
- 専用のカプセルを入れるだけで15種類のフレーバーが手軽に飲める
- カプセルを入れて1分で飲める
- 38.4 x 38 x 21 cmと小型なので場所を取らない
という優れものです。
専用のカプセルは↓のものです。バラエティパックなら100円/個、単品のパックなら70円/個で淹れたての味が楽しめます。
ブレンドコーヒーだけでも
- オリジナルブレンド
- リッチブレンド
- ローストブレンド
- レギュラーブレンド
と4種類から選べるので、「買ったはいいものの味が好きになれない…」ということも少ないでしょう。その他にもたくさんのフレーバーがありますので、ほぼ必ず好きな味が見つかります。
それでも、やっぱり豆が良い
それでも、やっぱり僕は豆から淹れたコーヒーが好きです。
コーヒー豆の袋を開けた時の香り、ミルで豆を挽いている時の時間の流れ方、ハンドドリップで美味しく淹れられた時の達成感、自分にしか出せない味を楽しむことができるのは、コーヒー豆から挽いた人だけです。
今の時代、様々なことの利便性が高まっています。利便性が高まるということは無駄が減るということ。けれど、僕はそんな無駄がたまらなく愛しいと思うのです。
無駄を無くした時、娯楽はなくなってしまうのです。
家で美味しいコーヒーを飲むために必要な5つの物
家で美味しいコーヒーを飲むために必要な物、それは
- コーヒー豆
- コーヒーミル
- コーヒードリッパー
- ペーパーフィルター
- ドリップポット(ドリップケトル)
たった5つだけです。意外と簡単ですよね?
この5つを用意するだけで、家で自分だけの美味しいコーヒーが飲めるようになるのです。すごい。
1.コーヒー豆
これがなくては何も飲めない。お湯を飲むことしかできない。
コーヒー豆が買える場所は
- ネット・通販
- KALDI、デパ地下などの店舗
- コーヒー豆専門店・問屋
- カフェの販売
辺りですかね。一番安心なのはお気に入りのカフェのコーヒー豆を購入することです。お気に入りの味が家でも楽しめます。
通販でおすすめなのは、「TOKYO COFFEE」。
すっきりとした味わいは毎日でも飲みたくなります。素朴なパッケージも可愛い。
2.コーヒーミル
コーヒー豆を挽くための器具。手動と電動があります。
刃の種類はプロペラ、臼、カッターの3種類があり、この順番で値段と質が高くなります。コーヒーミルに関しては通販で買うのが一番です。値引き率が段違いです。
僕は”無駄”を愛しているので、断然前者の手動が好きです。見た目も可愛いし、インテリアとしても可愛い。実際に使っている感想としては、
- 大きすぎないサイズ感だが、2人分の豆を一度に挽くことができる
- 蓋がないため挽きながら香りを楽しむことができる。飛び散ることはない
- ゴリゴリとした音が心地いい
おすすめです。KalitaとHARIOは定番です。
3.コーヒードリッパー
ハンドドリップの必須アイテム。
実はコーヒードリップには2種類の方法があります。それは、
- 透過法
- 浸漬法
それぞれの方法に適したコーヒードリッパーがあるので注意が必要です。少し複雑な話になるので、先に結論だけ書きます。
美味しいコーヒーを淹れたい、毎日コーヒーを淹れて上達したいと考えている人は、「HARIO V60 透過式ドリッパー」を購入してください。
透過法と浸漬法の違い
簡単に説明すれば、以下のような違いになります。
浸漬法:コーヒーの粉にお湯を浸して浸透圧の差で染み出させる
透過法:コーヒーの粉そのものをフィルターにして、美味しいエキスだけ抽出しようとする
「こんなの透過法の方がいいに決まってるじゃん!」となった方、そうなのです。ただ、浸漬法にも透過法にもメリット・デメリットがあります。
浸漬法のメリット:漬けておく時間、お湯の量を一定にすれば味の再現性が高い
→技術が無くても簡単にそこそこ美味しいコーヒーを安定して飲める浸漬法のデメリット:美味しいエキスも美味しくないエキスも出ているため、一定以上の味にならない
透過法のメリット:ドリップテクニック次第で浸漬法よりも美味しいコーヒーを淹れることができる
透過法のデメリット:安定した味が出せない、難易度が高い
このような違いがあるのです。もしも「難易度高そう…やっぱりハンドドリップはハードルが高い…」という方には、「Kalita コーヒードリッパー」がおすすめです。
「Kalita コーヒードリッパー」は透過法と浸漬法の両方の性質を持ったコーヒードリッパーです。つまり、一定以上の味のクオリティが安定して飲める&自分の技術次第でもっと美味しくなるということです。
「HARIO V60 透過式ドリッパー」は技術追及する職人気質な人向き。
「Kalita コーヒードリッパー」は安定志向の公務員気質な人向き。
4.ペーパーフィルター
コーヒードリッパーとセットで使うペーパーです。
「HARIO V60 透過式ドリッパー」の使用者は「HARIO V60用ペーパーフィルター」
「Kalita コーヒードリッパー」の使用者は「Kalita コーヒーフィルター」
を購入すればいいです。
5.ドリップポット(ドリップケトル)
簡単に言えば、お湯を細く注ぐためのやかんです。ハンドドリップは30mlをゆっくり細く注ぐような繊細な作業なので、電気ケトルなどでは難しいのですね。
これに関しては使い勝手や見た目の好みなどで選んでいいと思いますが、おすすめは「HARIO V60 ドリップケトル・ヴォーノ」
ガス火・IHどちらも対応している優れものです。
いかがだったでしょうか。ハンドドリップはハードルが高くない、けれど奥が深いということが伝わっていれば幸いです。