新卒でベンチャーに行くべきか、大手に行くべきか

どーも、ライターのはなまるです。

普段は丹生ちゃん可愛いとか、三科光平イケメンでしゅきとかそういうくだらない話をしているだけなんだが、今回は多少真面目な話をしていきたいと思う。おっぱい。

新卒で大手に行くべきか、ベンチャーに行くべきか問題だ。社会経験を積んだ俺であれば、即答できるこのクソイージーな質問に頭を悩ませている子羊たちが沢山いることだろう。

結論から言ってやろう。新卒は行けるなら大手に行け。これだ。これに限る。総合商社だったり、大手メーカーだったりそういう会社とベンチャーを天秤にかけて、ベンチャー選ぶのはやめとけ。選択肢がベンチャーしかないならそこに行ってもいい。けど、あえて大手の内定を蹴ってまでベンチャーに行く必要はない。

ベンチャーのメリットデメリット、大手のメリットデメリットを出した上で、大手に行くべき理由を説明してやろう。

ベンチャーのメリット

ベンチャーのメリット①:成長

大手企業だと成長できないが、圧倒的な安定と知名度、ところによっては収入がある。ベンチャー企業はそれらを犠牲にする代わりに、スキルを手に入れることができると考えられている。

とまあ、言ってることは何となくわかる。けどもしかして、楽して成長できるとか思ってる?甘えよ。残業100時間超えて、メンタルと睡眠時間と遊ぶ時間すり減らして、自殺してえって夜を1000回ぐらい超えたら成長できるんだよ。人は強くなれるんだよ。涙の数だけ強くなれるんだよ。

ぶっちゃけベンチャーで得られるのは成長だけよ。給料、知名度、下手したら友人を失ってメンタルを病むリスクすらある。マジで覚悟が無いんだったら、ベンチャーに行くべきじゃない。ベンチャー企業!なんて聞こえはいいけど、売上規模でいえば、中小企業だったり、下手したら零細企業。コロナ以上のなにがしかが起きたら一発で吹き飛ぶリスクがある。

確かにスキルは身につくし、成長はできる。実際に俺がそうだ。手を動かす雑務から、戦略の設計、クソみてえなテレアポ、やべえ会社への飛び込み営業なんかも経験した。経験という意味では、ベンチャーは大手の比較にならん(はず)。正直、誰もが知ってるような某有名私立大学を出て、周りはみんな大手に行ってる。のだが、大手に行った連中が何をやってるのかは分からん。成長という意味ではベンチャーの方が圧倒的だ。

ってかまあ、ここで成長とか経験とかをできねえんだったらマジでベンチャーに行く意味ない。楽したいなら大手行け。あとお金が欲しいんなら。

ベンチャーのメリット②:人脈

成長だけだわとか思ったけど、そう言えば人脈も手に入ってた。経営者や富裕層、ビジネス戦闘力が高い方々との人脈というのは身につく。おかげで、転職はリファラルだけでやってきた。いろんな人たちと知り合うことができるというのはベンチャーのメリット。新卒だろうと若手だろうと、裁量ってのが与えられるから、それを活かして社会的なステータスが高い人たちと関係を作ることができる。

これのおかげで、色んな人と食事行ったりとか、仕事辞めても仕事あげるよとか、そういう色々な相談ができる人たちが増えた。金持ちだったりってのは往往にして暇してる人たちが多いし、社会との接点を持ちたいって人が多い。

俺の知ってる金持ちはみんな、社会との接点を持つために働いてるイメージだ。

とまあ、大手でも身につくのかもしれないけど、一応ベンチャーのメリットとしてあげてみた。

ベンチャーのデメリット

さあ、数少ないメリットを説明した後は、溢れ出てくるベンチャーのデメリット否、非難を書いていこう。

ベンチャーのデメリット①:時間。

大手は正直下請けがやってくれる仕事のディレクション。まあ、期日管理だったり、進捗確認みたいやつ。実際に手を動かして、数値を出したりだとか、しょうもない資料なんかを作ることはしない。

しかしながら、ベンチャーの場合はそういった、大手がやらない代わりにやる業務だったりをやる必要がある。そして更に言えば、人が足りない上に金も足りない。そうなるとどうなるかというと、大手が5人でやる仕事が、1人に降ってきたりする。そうなると、もちろん徹夜する羽目になる。残業時間は100時間を超え始める。

過労死ラインが80時間というのは絶妙なラインに設定されている。さすが、東大卒のエリートたちが設定したラインだ。褒めてつかわそう。さすが強制労働省。

80時間は正直結構しんどい。家に帰って寝るだけ生活になる。日によっては、夜風呂に入るのは諦めて、朝シャワーという生活が続く日もあった。

100時間はマジでヤバイ。終電帰り、タクシー帰りが当たり前になるのがこのラインだ。ちなみにめっちゃ痩せるので、過労死ダイエットはオススメ。無条件で物理的に食べる時間が無くなって、痩せる。

ベンチャーのデメリット②:給料

3年目のタイミングで転職して給料をぶち上げたんだが、1年目2年目は中々にヤバかった。

ベンチャーの場合の給料は、メリットとデメリットは表裏一体だ。できるやつはすぐ上がるし、逆にできないやつは上がらない。とはいえ、給料ってのは基本的に会社の利益から捻出されるものなので、利益が大きくないベンチャー企業の場合は、そんなに大きくは出ない。

それに加えて、大手の場合は福利厚生がエグい。寮があったり、社宅があったりするのはマジで強い。なんなら家賃補助の割合もエグい。家賃の7割まで出すってどうなってんねん。殺すぞ。都内だからこそ、家賃がエグい。余裕で710万ぐらいは吹っ飛ぶ。田舎なら駐車場付きの一軒家を借りれるレベルの家賃を毎月払ってる。大手の場合は、もらえる給料は20万ぐらいでも、それをそのまま可処分所得に回せるので、実質的な使えるお金が多くなるという現象が起こる。

つまるところ、もらえる額はベンチャーの方が多少大きくとも、家賃やらの固定費の補助がないおかげで可処分所得が少なくなる。企業はマジで家賃補助は範囲の制限無くして、割合で出せ。大手町から2駅とかで、人間が住める家賃の場所がねえんだよ。

とはいっても、成果を出せば20代前半で手取りで40万をもらえたりするのもベンチャーの面白さではある。もちろん、死ぬ気で働けばね。

ベンチャーのデメリット③:メンタルを病む可能性がある

そう。長時間労働、裁量があるゆえにプレッシャーが招くのはメンタルの不調だ。メンタルを病むとどうなるかというと、仕事を長期間休む、退職というパターンに追い込まれる。まあ、それになるまでに、勝手に職場で涙が出てくる、職場のトイレで泣く、朝起きたら会社。みたいなことが続く。目がさめるとそこは職場だった。また、この天井か。

今紹介した具体例は、実際に目撃した例であって、俺がやったわけじゃない。俺のメンタルは超合金製なので、長時間労働を重ねたぐらいでは涙は出てこん。その程度では俺の涙腺にはダメージは無い。

一番大きいのは長時間労働というよりは、プレッシャーだろう。ベンチャーの場合は、新卒だったり、若手に大きな裁量が与えられるため、失敗はほぼ自分の責任になる。まあ、対外的には上司が責任を取ってくれるのだが、できないのは自分のせいだ。

具体的に言えば、百人を集めなければならないイベントで、あと1週間というのに五十人しか集まってないとかってなると、正直、胃が痛くなる。実際にこういう集客の目標だったり、数値の目標はマジでプレッシャーだ。いつまでに、何件という目標を達成できていないときの、MTGというのは地獄だ。これを何週間も連続すると人間は飛ぶ。そう。ある日突然仕事に来なくなる。

ベンチャーはスキル面、経験面、メンタル面で様々な成長ができる。当然成長痛は伴う。キツイ、辛い、帰りたい、寝たいと心の中で1億と2000回は唱えたのではないだろうか。だが、若いうちにこれを経験することは非常に大きなことではある。レベル1で魔王の城に放り込まれて、本格RPGかと思ったら、死にゲーというパターンだ。魔王の城から出る頃には立派な勇者になっている。まあ、心を病む可能性もあるけど。

大手のメリット

次に大手のメリットについて説明しよう。俺からすれば、隣の芝生なので、青々と茂った絶景に見える。

大手のメリット①:圧倒的なネームバリュー

もうこれが大手の魅力といっても過言ではない。伊藤忠商事やキーエンスの社員証を首にぶら下げて歩けば、それだけで近くの女性は股間を濡らし、社員証をかざせば股が自動ドアになること間違いないだろう。GAFAの社員証なんざ見せた日には、港区女子は絶頂し、後輩女子大生は失禁する。

それぐらい大手企業には魅力がある。眩しいぜ。俺には、有名企業の社員証が輝いて見えるよ。特に高学歴なエリートコースを歩んできたメンバーはこれのために大手企業に行きたい人も多いだろう。モテたい、親の期待に答えたい。理由は様々だろう。ということで大手に行け。

どんなことしてるの?という質問に対して社名で回答できる。お前それ、質問に答えてねえからな。

「仕事何やってるの?」

「え、伊藤忠商事」

「これはペンですか?」

「これは日本製の青いボールペンです」

みたいなもんよ。質問に回答しろよ。こっちはペンかどうか聞いてんだよ。はいorいいえだろ。

社名を言えば女が群がってくるぐらいには超大手のネームバリューは強力だ。合コンでの引きもレベルが違う。

大手のメリット②:圧倒的安定

会社が倒産、コロナによって経営が傾く、リストラ。これらがない。実際に俺自身も含めて、ベンチャーに行って、コロナになって経営が傾いて肩トントンされた人たちを知っている。実際に大手は圧倒的な資金力があるため、簡単には傾かないし、肩トントンされるのなんて若者ではなくおっさんだ。労働組合があれば簡単にクビにはされない。その上、クビにされたとしても大手という看板があれば、何処へだって転職できる。

仮に大手が人員整理を行うとしたって、少なくとも、若手がクビにされる可能性なんてめっちゃ低い。生産性は低いけど、給料だけは高いという50代ぐらいの人たちにしわ寄せがいくのが普通だ。若手っていうのは往往にして、将来を担う人材だからよっぽどやばくないとクビにされることなんてない。

大手がそこまでヤバイ状態に追い込まれたら、日本の経済が死ぬ。

大手のメリット③:福利厚生

大手さんはこいつが強い。福利厚生がなんぼのもんじゃいと思うが、大手はこいつが強い。ベンチャーの福利厚生は、厚いという漢字が使われているくせに全く厚くなくペラペラなんだが、大手はとてつもなく厚い。家賃補助、引っ越し手当などなど。実質的な給料が10万近く変わることもある。しゅごい。

やはりそれを絞り出せるほどの圧倒的な札束があるのだ。札束で社員の心を愛撫してくる。家賃補助5割ってなんだよ。ラトゥール代官山に住んでやろうか。

大手のメリット④:給料

ベンチャーの方が高くもらえると思っているそこのあなた。たしかに月々の手取りだともらえる。だが、大手の場合は可処分所得が違う。ボーナスもある。特段何もしなくても上がるというのもデカイ。当然大手の方が、単純に稼いでいるので、それだけ従業員に還元できる。ベンチャーの場合はそうはいかない。そもそも金がねえんだよ。従業員に還元するほどの金がねえ。仮にあったとしても、それは一部くそ有能ややつに還元されるか、新規事業への投資に回される。

大手のデメリット

いやさ。デメリットについて書こうと思ったんだけど、大手に行ったことのない俺がそれを書くのも変なわけよ。東大行ってねえのに、東大ってここがね~みたいな、てめえ実態知らねえだろみたいな感じよ。それに書こうとすると多分一般的な話にしかならない気もする。個人的な意見と周りの人間の意見を聞いた上で色々と書いていきたいと思う。

大手のデメリット①:忙しさ

これについては諸説ある。ベンチャーの方が忙しいだろと思っている人もいるかもしれないが大手の方がやべえ場合もある。金融系や人材系は比較的忙しそうなイメージ。広告代理店は言わずもがな。外資コンサルは人による。特に周りに数名いるんだが、クソ忙しくて死にそうなやつと、残業月20時間というツワモノもいて、意外と労働環境はまともなんだなとか思う。

アクセンチュアであったり、PWCとかいう意外とブラックそうな企業の人たちが結構楽とのことで、俺は震えているよ。給料も福利厚生も良くて、業務量も少ないとくれば精神的には楽だろうね。社会にそんな桃源郷があったとは。

金融領域はパワハラがやばいらしい。ゴミ箱や四季報が飛ぶことはないらしいが、罵声は飛び回っているらしい。

大手のメリット②:給料

ぶっちゃけ、メガバンクや大手メーカーぐらいのレベル感だと、月にもらう給料ベースならベンチャーの方が良いまである。しかしながら、総合商社や広告代理店、外資コンサル、証券会社はやはり強い。強烈な福利厚生に加えて、最強クラスのボーナスで2年目ぐらいで500万とかはザラにいる。貯金が300万とかもいる。実家暮らしだと貯金500万を超えていた25歳もいたので、実態としては、実家ぐらしの超大手の人間はクソ金を持っている。

ただ、大手はボーナスという最強のスキームがあるので、金は貯まる。大手の場合は月20万だが、年に1回か2100万ぐらいもらえる。ベンチャーの場合は月30万のみというスキームだ。

さらにコロナで金を使わないという

大手のメリット③:研修が充実

大手の研修がどんなもんかは知らんが、半年研修やってるやつとかいるって頭おかしいだろ。半年研修ってなに研修することあんだ。

ベンチャーを歩んできた男のキャリアの紹介

そんな俺がどういうキャリアを歩んでいるのかというと、ベンチャー企業で何年かやってる。1社目で社畜をやって、2社目でも社畜をやっている。100人規模のベンチャーと15人程度のベンチャー両方を経験している。業務内容的には営業からマーケティングまで幅広くやらせてもらってると言えば聞こえはいいが、人が足りないからあらゆることをやらなければいけないという状況だ。

得意なのは営業で、ウェブマーケティング周りはそれなりに知見がある。SEOだったり、アフィリエイト系は得意分野であると信じ込んでいる。

月の残業時間は最高で130時間ぐらいだと思う。過労死ラインはよくできていて、80時間を超えてくると本当に死にかける。というか家に帰って寝るだけ生活になる。何かをしようという気力も体力もなくなる。とりあえず、風呂は明日の朝で寝ようということで、タクシーで帰って寝るというのが日常になる。さすがだぜ強制労働省。お前らの引いたラインは絶妙だよ。

ただ、そういう生活を送ってきたので、間違いなく、給料とスキルは身についた。あとメンタルの強靭さ。

同じ年代にしては、経験を積ませてはもらっている方だと思う。

ベンチャーは結果を出せば給料が上がるというのはある。それはあるんだが、大手の方が楽して稼げる。激務薄給がベンチャーの基本だ。大手のコンサルや、大手のメーカーなんかに行けば新卒で400万ぐらい余裕でもらえる。ベンチャーは300万ぐらいに落ち着く。

結果を出せば上がるが、その結果を出すには往往にして凄まじい量の仕事量をこなす必要があるため、死にかける上にプレッシャーがかかってメンタルがイく。

覚悟がないなら大手にしとけ

結論、新卒カードは大手に使うのがいいんじゃないかと考えている。ベンチャーなんざいつでも行けるが、大手に行くのは新卒カードを使わないと難しい。特にみなさんがご存知のような企業は新卒で入る方が絶対に良い。中途だとそれなりに経験を積まないと募集をしていない気がする。

だってそうだろ、お前らどこにでもいける魔法の就職カードがあったら、おそらくはGAFAだったり、キーエンスだったり、総合商社が出てくること間違いないだろ。それか本当に有能な人間は起業する。とはいえ、社会人の常識であったり、組織ってこういう風に回ってるんだとかそういうのは会社に入らないとわからない。そういう意味で社会人経験ってのは重要だ。

なんやかんや書いたけど、自分のキャリアへの公開というのは特にない。そりゃ大手の芝生は青く見える。でもまあ、経験積めば転職できるしなとも思ってる。

ということで、もし、迷ってるんだったら新卒カードは大手に使え。ベンチャーはいつでもいけるけど、大手にはいつでもいけない。さらに大手にいたという経歴は転職でも強い。

まあ、なんやかんや書いたけど、今のキャリアには別に後悔はない。成長はできたと思っている。自分がベンチャー畑にいるから大手は羨ましく見える。でもベンチャーも悪くないぜ。相談したい人は連絡くれよな。ベンチャーのヤバさをカフェで始業時間から営業終了まで語ってやるから。