King & Princeをちょっとナメてたっていう話


Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/korebuzz/korebuzz.com/public_html/wp-content/plugins/wordpress-23-related-posts-plugin/init.php on line 380

どーも、ライターのはなまるです。

King & Princeとかいうイケメン集団

キンプリことKing & Prince。皆さんご存知だろうか。ジャニーズ事務所が満を持してデビューさせた王道のイケメン、王子様系グループ。第二の嵐候補とでも言うべきだろうか。ジャニーズWEST、キスマイ、ABCZの全員の顔面偏差値を足し合わせても、平野紫耀一人に勝てないというレベルの個々のレベルの高い顔面偏差値を誇るグループ。

そう、俺もただのイケメングループだと思っていた。さらに歌っている曲も「シンデレラガール」「memorial」「君を待ってる」などうもう正に王子様。女子のハートに火の玉ストレートを投げ込んでいる。さらにデビュー曲のタイアップも花男の2作目という充実っぷり。

ジャニーズ事務所側が彼らが売れるように全力でサポートしているのがうかがえる。ただ、嵐にしろ、SMAPにしろいわゆる国民的アイドルと呼ばれてきた面々はバラエティ能力にほぼ全振りしていた。パフォーマンスはある意味二の次。バラエティ+ドラマで圧倒的な人気を勝ち取ってきたグループたちだ。さらに楽曲の路線もまさにアイドル。君が代の次に有名な「世界に一つだけの花」。イントロだけでたぶんミッションインポッシブルに流しても恋愛が始まる「Love so sweet」といった超ポップで万人に受ける楽曲たち。さらに超簡素な振り付け。これがこれまでのジャニーズのメインの路線だった。

キンプリも例に漏れず、3rdシングルまではゴリゴリのポップアイドルブリブリ路線。もう、この顔面で「君はシンデレラガール」なんて言われたら、胸がキュンして不整脈になりそう。衣装も王子様。正直恥ずかしくて、普段着にはできないが、これぞアイドルです!との主張が激しすぎるものだった。

急激な進路変更「Naughty Girl」

ところが、次のアルバムに含まれる「Naughty girl」。偏差値が200ある俺でもnaughtyの意味は調べないとわからないが「いたずらな、みだらな」などの意味があるらしい。「みだらな女の子」。どうしちゃったんだよ。君はシンデレラガールじゃなかったのかよ。シンデレラガールに永遠を誓って、待っていたら淫らな女の子になってしまったのだろうか。

この曲は王子様系のタイトルだけでなく、歌詞、MV、ダンスあらゆるものが変化した曲だった。正直、この曲のMV、パフォーマンスを見て衝撃を受けた。単なるイケメンキラキラアイドルグループだと思っていた昨日の俺を高齢老人が搭乗するプリウスの助手席に同席させ、東名高速を爆走させたい。

キンプリのパフォーマンス力高い

これが俺の発見だった。キレッキレのダンスにぶん殴られた。もうちょい衣装をカジュアルにすればよかったのになどと思いながらもキンプリの可能性について色々考えさせられた。そこで出た結論が、

「お前ら世界いけよ」

King & Princeの路線がK-POP

これだった。Naughty girlLovers delightこの2つを聞いて思ったのは明らかにK-POPを意識しているだろってところだった。今や、J-POPよりも世界で有名なK-POP。海外旅行に行くと、日本人が韓国人に間違えられK-POPの話をされるというのがざらにあるという話を聞いた。どうやら、海を渡ると「サムライ、ニンジャ、フジヤマ、ハラキリ」よりも「K-POP」の方が有名らしい。「フジヤマ」以外もうすでに化石なので、「K-POP」を自慢できるの羨ましいなおい。

そう、まさにK-POPは世界を席巻している。その理由について前に記事で書いているが、大きな理由はヒップホップと彼らのパフォーマンス力の高さだ。世界の音楽の潮流は完全にヒップホップ。その路線をまっすぐ行っているBTS。ゴリゴリのヒップホップに、キレッキレのラップとダンス。この2つだけでもう世界を取っている。さらにはインスタを使った個人のブランディングだったり、ファッションアイコンになるようにうまい具合にマーケティングできているあたり、韓国のそういう芸能を売り出すというテクニックは褒めざるを得ない。さすが世界にキムチを広げた国だけのことはある。

BTSが世界に受け入れられたことの証明は「韓国語で生パフォーマンスをアメリカで成功させたこと」だろう。アメリカに迎合するなら英語で歌えばよかった。なのに敢えて韓国語で勝負したのだ。そしてその勝負には勝っている。

つまりはヒップホップ路線を継承し、高いパフォーマンスを行えるスキルがあれば、世界基準で勝負できるのだ。さらに言えば日本国内でも高い人気を獲得することができる。King & Princeはその路線を行くことができるグループだと俺は思う。

BTSの魅力はパフォーマンスもその一つの理由だが、同性から高い人気を獲得していることも挙げられる。メンズメイクをしている人の大半は大体BTSの影響を受けているし、現在日本のファッションアイコンであると言える、登坂広臣でさえ韓国の影響を大きく受けている。キムチだけでなく、世界的なファッションアイコンを世界に排出しているのは兄さんたちの素晴らしいところだろう。

この男性人気を獲得する上でファッションはかなり大切なのだ。過去のキムタク、赤西、現在の登坂やBTSのファッションは真似ができる。これがかなり大きい。一時期原宿にはエセ登坂、エセ三代目が溢れかえり、もっと昔に戻れば、ジャラジャラシルバーアクセサリーにモフモフに攻撃力高そうな靴を履いたエセ赤西、ちょ待てよと言いたくなるほど似合わないロン毛をなびかせ、ダウンを着込んだエセキムタク。

この路線をキンプリも継承するべきだと思う。特にNaughty girlLovers delightでの衣装は素晴らしかったと思う。シンデレラガールの衣装は真似しようなどと毛ほども思わないが、この二つの曲の衣装なら真似したいなと思わせる何かがある。

地味に全員がボケ倒せるためバラエティ路線も悪くはないが、彼らのポテンシャルを引き出すためのパフォーマンス路線に行って欲しいなと思うのであります。がんばれキンプリ。お前らなら嵐超えれるよ。まあ、ジャニさんがどこ目指してるかによるのかもしれないけどね。

Follow me