aikoが新アルバム「aikoの詩」を出すらしいんだけど

どーも、ライターのはなまるです。

「少し背の高いあなたの耳に寄せたおでこ 甘い匂いに誘われた私はカブトムシ」

元祖メンヘラ女性ソロシンガー「aiko」。似たような名前に似たような系列の似たようなメンヘラ歌手「あいみょん」がいる。みょんって何だよ。ネーミングセンスが日本人離れしすぎだろ。さすがにあいみょんほどカニバリズムに目覚めてはいないがaikoも中々負けてはいない。

筆者の統計上aikoが好きな女の子は120%地雷なので、目に見えている地雷をわざわざ踏みに行くことはないため注意しておこう。

上記カブトムシの歌詞を見てもらえるだろうか。いや、声に出して読んでもらえるだろうか。恋に落ちた女性を甘い蜜に引き寄せられるカブトムシに例えた曲。といえば聞こえはいいがとんでもない。

好きになった男に対してこれだけ比喩を重ねて歌詞をひねり出せる感性を持った女。正直怖いよ。国分太一に対して感想を求める突撃インタビューを敢行して見たい。

こないだ渋谷に行った時、山手線ハチ公改札出て左を見ると、大量のaikoがいた。このクリエイティブ考えた人センスあるなと思いながら、若干の悔しい思いをしながらその大量のaikoを見た。新たに6月17日にベストに近いアルバムを出す。そのために広告だった。

さてそんな俺だけど初めてaikoに出会ったのはKissHugだった。懐かしいな。花より男子Fの主題歌だったからものすごく印象に残っている。花男の楽曲の恵まれてる率ハンパじゃないな。水曜日の源田みたいだな。

でも俺がaikoを本格的に聴き始めたのはそこからじゃない。aikoを認識したのがKissHugだっただけ、その当時の俺は「aiko?(1曲だけ)知ってるよ!」という状態だった。aikoより織田信長についての方が長く喋れたはずだ。

そんな俺がaikoを改めて聴き始めたのはシンプルに好きな子が聞いていたからだ。その子がaikoのことを好きだったから何となくで聴き始めた。そのおかげで今ではaikoのカップリング、アルバム収録曲まで網羅している男がここに出来上がった。趣味で機械いじりやってたら、ガンダムできたみたいな感じだ。

そんな俺が本日aikoのおすすめ曲をいくつか紹介していきたい。

えりあし

最近では結局色々あって切る方が良いのではと言われている襟足。と言うのはさておき、ゴリゴリのバラード。いかにもaikoというような切なげなメロディーに加え、ちょいとだけメンがへラッた歌詞が特徴。

あいみょんの「死ね」ほどどストレートな歌詞ではないものの、やはりaikoの歌詞のヤバさは何か陰険なものを感じる。ただ、やっぱりこう言う部分が女の子に受けるのだろう。男からすれば逆にaikoの歌詞に出てくる男を反面教師にしていけば、aikoにはモテる男になるのではないのではないだろうか。

「少し伸びた襟足を あなたの下手な笑顔を」

なんかやっぱうまい歌詞書くやつって核心を言わずに周りだけ触れて、その核心をあぶり出すっていう書き方をすると思う。Aqua Timezなんかもそれに近いものを感じるけどaikoもこれが上手い。

さっきあげたカブトムシもそうだけど、「夏の星座にぶらさがって 上から花火を見下ろして」これなんかもそう。五年前ぐらいのグーグル翻訳みたいな日本語なんだけど、花火を上から見るって言う発想。星座にぶら下がるっていうロマンティシズムとメルヘンティックが溢れてる歌詞。どれもaikoの魅力だと思う。

逆にあいみょんみたく、どストレートに「死ね」っていうのも生々しくて好きだけどね。西野カナは震えてろ。

全く世間一般的に知名度はない曲だけどaikoファンの中では屈指の名曲だからぜひ聞いて欲しい。

ひまわりになったら

若い。もう誰だよこれ。見た目もそうだけど声が若い。aikoが愛子だった時の映像。これインディーズの時のやつと、新しく録ったやつあるんだけど前者の方が好き。

声が若くてこの曲に合ってる。特にこの映像はaikoの歌のうまさが前面に押し出てる。ピッチは正確だし、声に伸びはあるし、なによりこの溢れ出るメンヘラ感がたまらない。まだ、見た目が洗練されてなくて、田舎の女の子が歌ってるって感じがたまらん。

CD音源よりライブ音源の方が好きな稀有な例。特に最近はCD音源とライブ音源に全くぶれのないアイドルしか聞いてないから久々にこのひまわりになったらを聞いて、生演奏の良さってあるなって思う。

実際にaikoのライブに行ったことはないけど、本当に歌が上手い人のライブ行くと、本当に会場が静かになる。会場がその人に聞き入る。宇多田ヒカルでそれを味わった。firstloveでマジで俺の時間止まった。タバコのflavorした。

さて、そんな元祖メンヘラシンガーaiko。もうそろそろ、恋愛しまくる年じゃなくなってきてるから、家でNetflix見たとか犬飼い始めたとかそういう歌が出てくるころかと思いきやまだまだ、全然ラブラブしてるっぽい。

多分俺が作詞家になったら、今日もよく寝たとかゲーム楽しいとかそんな歌詞になる。実際に経験したことを核心をぼかして、さらにそれを頭に残る言葉に乗せるってすごい才能だよな。

俺も言葉を使って仕事してること考えるとaikoに見習う部分って多いのかなって思う。テトラポット登ったことないけどな。

以上

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