俺の青春を支えていたAqua Timezが解散していたんだが。

どーも、ライターのはなまるです。諸君、Aqua Timezに黙祷。

つい先日、Spotifyを聴き漁っていたところ。Aqua Timezを見つけた。おぉ、懐かしい。『虹』『ALONES』『等身大のラブソング』『千の夜を超えて』などなど、まさに俺のアオハルのド真ん中を突っ切っていたバンドだ。100万回の愛してるって言い過ぎwww、千の夜って3年やん、もっと早く言えよwww。などと友人たちと笑いながら話していたあの日の放課後を思い出して、マジでセンチメンタリズム。

「ほほん、ひさびさに聞いてみるか」ポチッ

アルバム:Final livelast dance

ラスト・ダンス。ラスト?いつだ。いつ解散していたんだ。全く気づかなかった。特にアニメBLEACHが全盛期の時代が重なっていた俺たち世代には衝撃のはずだ。そらまあ、大ファンはもちろん知っていたんだろうけど、知らなかった。確かにいつぞやからかテレビから姿を消していた。Janne Da Arcの解散しかり、自分がよく聞いていたバンドが解散したと聞くのはさみしくなるし、時の流れを感じる。

特に今の中高生はAqua Timezの存在なんてなんなら知らないんじゃないかと思うと、ジェネレーションギャップを感じてこうして自分は年を取っていくんだなと思う。『ごくせん』とかお前ら知らないんだろ。ヤンクミとか言われても何のことかわからないんだろ。心配すんな、俺だってTik tokの使い方はわからん。

等身大のラブソング

Aqua Timezといえばこれ。というかBLEACHが大好きすぎたからこれ。BLEACH大好きすぎて、小学校の修学旅行で木刀買った。天鎖斬月みたいなやつ買った。月牙天衝打てると思ってた。グリムジョー・ジャガージャックって響きに感動してた。

愛されたいでも愛そうとしない

その繰り返しの中を彷徨って僕が見つけた答えは一つ 

怖くたって傷ついたって好きな人には好きって伝えるんだ

無傷のままで人を愛そうとしていた

ボーカル太志の書いた詞の中で1番共感できる。ものすごく凝った歌詞ってわけじゃない。父ちゃんの股の間から発射されてから20年程度の俺だけど、俺が見つけた答えもこれなのかなと思ってる。

毎晩夜遅くまでLINEして、一緒に勉強して、一緒に帰って、同じ場所で毎日ダベって、それでも結局傷つくのが怖くて好きって言えなかった。あの時言っとけばなって記憶が人生で3回ほどある。「好きな人には好きって伝えるんだ」って聞いてたときは何言ってんださっさと言えよって思うけど、いざそうなると言えないし、時間が経つとああ、あの時のことだったのかなって思う時がくる。だから、告白とかしてちゃんと付き合ってる人たち見ると素直にすごいって思う。どっちが勇気出したんだなって。なんかYouTubeの寒いコメントみたいになったな。

とりあえず、中高生は思い立ったら即告白しろよ。後悔するぞ。人生の先輩からのアドバイス。大学生以降になるとあれだから。付き合う順番とかズレてくるから。その辺、覚悟しておくように。

無傷のままで人は愛せないんだぞ。

等身大のラブソング

次はこれ。

百万回の「愛してる」なんかよりもずっとずっと大切にするものがある

俺は何も言わずに抱きしめるからおまえは俺の腕の中で幸せな女になれ

愛してるを1秒に1回言い続けると仮定すると、10000秒、167分、2時間47分。なんか思った以上に簡単に100万回の愛してるは言えてしまう。しかしながら、言う方の苦しみは言うまでもない。約3時間喋り続けると言うスティーズジョブズも真っ青の苦行。翌日には声帯が腫れ上がっていることであろう。千の夜をこえたと思ったら、100万回の愛してるはわずか3時間で完了という太志の時間感覚がまじ相対性理論。

要約すると、愛してるとかそう言うかっこいいこと言うの無理だから黙って抱きしめとけば何とかなるだろという歌。たぶん、この曲を作詞したころの太志は付き合って間もなかったんだろうなという勝手な妄想を膨らませて、爆発しそうだ。

セリフじみた愛の言葉なんていらないと言っているものの、「お前は俺の中で幸せな女になれ」というシラフで聞いたらおうとなりそうな言葉を歌っていることを忘れてはいけない。

うつ病患者に聞かせるとメンタルをさらに120%増しで病むのではないかというほど大丈夫を連発する歌。

ごくせん世代としてはこの曲も外せない。Aqua Timezの代表曲。ラルクの虹も、コブクロの虹も好きだけど1番虹っぽいのがこの曲。

やっと同じ空の下で笑えるね

この歌詞とメロディーだけで、晴れ渡る情景が浮かぶ。カラオケでも歌いやすいし、世代が世代なだけにみんな知っているため盛り上がれる。ラルクの虹は虹というにはブラックすぎる。コブクロの場合は虹より蕾とか桜のほうが有名だから、この曲が虹だね感がない。

Cメロからの転調ラスサビまでの流れがめっちゃ好き。大丈夫、大丈夫だよ。

うつ病患者には大丈夫をいうのはNGと言われているがこの曲なら元気でそう。誰か実践してください。

ALONES

BLEACH大好きな俺にとっては1番BLEACHっぽい曲。タイトルがいきなり矛盾している。孤独を意味する「alone」に複数形のsがつくというぼっちの集団みたいな意味にとれそうなタイトル。だが、ふとしが言うには「孤独じゃないよ」という意味を込めたらしい。

折れた淡い翼 君は少し 青すぎる空に疲れただけさ

今までの超リアルラブソング路線から外れた歌詞。J -popはマジで翼が折れがち、もしくは翼を欲しがりがち、最後は翼を広げがち。この曲の翼は折れている。

2番ではメロディーも工夫されていて、より「孤独さ」が強調されている。

劣等感との和解は 簡単には叶わないさ

自意識のてっぺんに居座る鏡が映す花びら

振り絞るように

汚れた愛を叫んでみるけれどもどかしくて

こういう比喩on比喩みたいなhydeっぽい表現はあまりしない太志が珍しく書いた比喩。正直、劣等感との若いは 簡単にはかなわないさ以外はイマイチ理解できないが、いずれこの曲も理解できる日がくるのだろうか。その時までには後悔しない人生を歩んでいたいもんですな。

2番終了後のおしゃれなアコギのソロが印象的。ここだけ、アコギで「孤独」を表していると思う。

Velonica

これもBLEACH。Aメロで怒涛の早口で歌い倒し、Aqua Timezっぽいポップなサビ。という流れの曲。

抱きしめられたいのは赤子だけではないんだ。というBLEACHのタイアップ曲だけあり、オサレなキャッチフレーズ。

皿の割れる音も 怒鳴り声もない世界

温もりがなくたって 生きてはゆけるさ

だけど僕ら生きてるだけじゃ足りなくて

最初の一行って素敵だなって思う。理想の世界を望んでいる希望と現状の絶望みたいなものがこの一行だけで伝わってくる。この曲の歌詞で好きなのはここ。早口で連発されるAメロは正直何言ってるか理解できないけど、その分この部分がしっかり聞こえるからより耳に残る1曲。

生きて

この曲はBLEACHでもないし、何なら時期も1番最近の曲。メロディーが特に好き。Aqua Timez感が前面に押し出されたポップなメロディにストレートな歌詞。最後のライブのMC付きで聞いてハマってしまった。20歳超えてくると意外と周りの知り合いで死ぬやつって出てくるんだよ。しかも、だいたい病気とかじゃなくて、事故か自殺か…。実際行ったらわかるけど、葬式の雰囲気とか地獄。特に子供が親より先に死ぬってのは半端なく重いものを家族に残すことになる。

そういう意味で「生きて」っていい歌だなと思う。

小学生の時に聞いてた懐メロを今聞くと、全然小学生の時より歌詞に共感できるのがいいな。Aqua Timezを懐メロって呼ぶことになる日が来るとは、本当に時間がすぎるのは早いな。もう、目の前をウサインボルトが走り去るぐらいの速さで1年がたってるような気がする。

元気出したい時Aqua Timezオススメするよ。